Photoshopを使って紙のようなテクスチャーを作る方法をご紹介します。
この作業はiMacとPhotoshopCC2020で行いました。作業環境が違う場合は同じようにできない場合があります。
1. 下準備
カンバスを作成
ここでは下図のように設定しました。
サイズに決まりは特にありません。適宜調節してください。

白のカンバスが表示されます。

次にレイヤーパネルから背景レイヤーのロックを外します。

ロックを外すと通常のレイヤーとして使えるようになります。

次にツールバーにある下図の白と黒の小さいアイコンをクリックします。
これをクリックすることによって使用する色が黒と白になります。
(初期設定はすでにこの状態なので色を変更していなければクリックしなくてもOK)

2. 紙の質感を作る
雲模様を作る
次にレイヤーを選択している状態で フィルター > 描画 > 雲模様1 をクリック。
続けて フィルター > 描画 > 雲模様2 をクリック。

雲模様1を反映した図

続けて雲模様2を反映した図

エンボスで凹凸をつける
次に フィルター > 表現手法 > エンボス をクリック。

クリックするとエンボスのパネルが出てきます。
ここでは 角度135 高さ2 量80 としました。数値は多少違ってもOK。

エンボスをかけると下図のように紙の質感が出てきました。

色味を調整する
メニューバーの イメージ > 色調補正 > レベル補正 をクリック。

レベル補正のパネルが出てきます。
ここでは入力レベルの数値を下図のように左から「0」「1.3」「140」と入力し、OKをクリック。
入力レベルの数値適宜調整してください。

完成
紙っぽい質感が出来上がりました。
