BootstrapはレスポンシブWebデザインを効率的に構築できるフレームワークです。HTMLにBootstrapのクラスを指定するだけで予めBootstrapが用意しているCSSを読み取り簡単にレイアウトを組むことができます。
Bootstrapの導入は先に以下の記事を読んでください。
カラムとは
Webでいうカラムとは段組みのことです。コンテンツを見やすいレイアウトにするためのデザインの骨格となる重要なものです。
1カラム:スマホでの表示を意識したレイアウト
2カラム:ブログやECサイトなどで多く見られるレイアウト
3カラム:情報量が多いプラットフォームなどで多く見られるカラム
Bootstrapでのカラムの作り方
- 大枠に
class="container"
を入れます。 - 大枠の中に
class="row"
を入れて「行」を作ります。 - 行の中に
class="col-[数字]"
を入れて「列」を作ります。
<!-- 書き方の例 -->
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-9">Contents</div>
<div class="col-3">Side navi</div>
</div>
</div>
カラムは12分割を基準に構成する
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-1">1</div>
<div class="col-1">2</div>
<div class="col-1">3</div>
<div class="col-1">4</div>
<div class="col-1">5</div>
<div class="col-1">6</div>
<div class="col-1">7</div>
<div class="col-1">8</div>
<div class="col-1">9</div>
<div class="col-1">10</div>
<div class="col-1">11</div>
<div class="col-1">12</div>
</div>
</div>
均等に6分割する場合の書き方
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-2">1</div>
<div class="col-2">2</div>
<div class="col-2">3</div>
<div class="col-2">4</div>
<div class="col-2">5</div>
<div class="col-2">6</div>
</div>
</div>
2:8:2で分割した場合
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-2">2</div>
<div class="col-8">8</div>
<div class="col-2">2</div>
</div>
</div>
デバイスに合わせてカラムを切り替える
classの指定だけでスマートフォン、タブレット、PC様々なサイズでカラムの表示の仕方を切り替える方法があります。
行に入れたclassの「col-」と「数字」の間にプレフィックスを追加するだけです。
詳しくは以下の表を見てください。
デバイス | 全体向け | スマホ 向け | タブレット 向け | PC向け | PC向け |
ブレーク ポイント | 576px 未満 | 576px 以上 | 768px 以上 | 992px 以上 | 1200px 以上 |
class | col- | col-sm- | col-md- | col-lg- | col-xl- |
書き方は以下のようになります。
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-sm-4 col-md-2">A</div>
<div class="col-sm-4 col-md-8">B</div>
<div class="col-sm-4 col-md-2">C</div>
</div>
</div>
スマホ向け(576px以上)で表示した時のカラム
PC向け(992px以上)で表示した時のカラム